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mibotの車両安定性について

mibotは一人乗りの短距離移動に最適な車体を実現するため、全長2490mm、全幅1130mm、全高1465mmという普通車に比べると非常にコンパクトなサイズとなっています。 そこで懸念されるのは急ハンドル時の安定性や横転リスクです。mibotの設計においてどのような対策や試験を行なっているのかをご紹介します。

mibotの重心を低くすることが重要

安定した車両を実現するには、重心を低くする事が重要なポイントの1つです。mibotはバッテリーの搭載位置を低くしたり、乗車位置を低くしたりすることで低重心になるような設計を行っています。

また、安定性には、重心だけでなく足回りの設計、タイヤの状況などが複雑に関係してきます。そのため、設計時のシミュレーションによる検証だけでなく、実車を使った走行試験も行っています。試験では、緊急回避を想定した急ハンドルを行い、安定した挙動をするか確認しています。

mibotの走行試験の様子

20km/h、25km/h、30km/hと徐々に速度を上げていくなかで、操縦の安定性に問題が無いことを確認しました。

急制動時の安定性に関する試験も行っています。ブレーキや足回りのセッティングの微調整を繰り返し安全に急制動出来るように試験を行なっています。

原付ミニカー規格には、操縦安定性に関連する法規上の試験項目はありませんが、誰でも安全に運転できるモビリティを実現させるために社内で基準を作り、満足できる車両を目指して試験、設計を行っています。

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