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KGモーターズ株式会社(本社:広島県東広島市、代表取締役CEO:楠 一成、以下「KGモーターズ」)と国立大学法人大阪大学(本部:大阪府吹田市/総長:西尾章治郎、以下「大阪大学」)大学院基礎工学研究科 堀井 隆斗講師は、2024年4月9日に超小型モビリティ(以下「ミニマムモビリティ」)に特化した省電力かつ高効率な自動運転用データ収集システムと、ミニマムモビリティへの搭載を想定した自動運転手法の開発に係る共同研究契約を締結しました。

次世代チョイ乗りモビリティ「ミニマムモビリティ」

ミニマムモビリティは、1人乗りセンターポジションで走る楽しさを追求した小型の電気自動車です。80年代のポラロイドカメラをモチーフにレトロでありながら、近未来を感じさせる前後対称のデザインです。小型で軽量であるため環境性能に優れており、原付ミニカー規格で車検不要・税金も安くコスパも抜群です。楽しさ、気軽さ、エコを追求した次世代のチョイ乗りモビリティをコンセプトに開発しております。

原付ミニカー規格なので乗車定員は1名ですが、ドア・エアコン付きで快適な走行を提供します。AC100Vの家庭用コンセントで充電することができ、5時間の充電で航続距離としては100km走れます。また、ソフトウェアはOTAアップデートが可能、進化するモビリティを目指しています。

■スペック
全長:2,490mm
全幅:1,130mm
全高:1,465mm
最大積載量:45kg
航続距離(*1):100km
登坂性能(*2):23%勾配(13°)
最高速度:60km/h
充電AC100V:5時間
乗車定員:1名

(*1)30km/h定地走行テスト値
(*2)乗員の体重、積載物の重さ、路面状況、装備オプションにより変動

※開発時点での値となり、量産モデルでの仕様変更の可能性があります。

背景

 現代社会では、交通手段の持続可能性がますます重要な課題となっています。特に人口減少が進む地域において、大量輸送に依存する公共交通システムの維持は困難になりつつあります。こうした状況において、KGモーターズは、持続可能でエネルギー効率の高い移動手段として、独自の超小型モビリティ「ミニマムモビリティ」の普及を目指しています。

今回の共同研究先である大阪大学の堀井隆斗講師は、これまで人の認知能力に基づいたマルチモーダル情報統合処理や生成AIをはじめとする機械学習技術を活用し、小型ロボットや家庭用サービスロボットを含む多数のロボットの自律化・知能化に関する研究に取り組んできました。今回の共同研究契約により、両者は、MaaS(Mobility as a Service)を通じたシェアリングや自動運転による新たな公共交通システムの構築を目指します。

今回の共同研究契約の締結は、ミニマムモビリティの自動運転化を加速させるためのものであり、未来の持続可能な交通の実現に向けた重要な一歩です。

共同研究の技術的概要

マルチモーダル情報統合

この技術は、単一のセンサ情報だけでなく、テキスト、画像、音声など複数のセンサ(感覚)情報を利用して統合処理する方法です。最近の大規模言語モデルの発展に伴い、多くのマルチモーダルAIが開発されています。堀井講師が所属するロボット学習グループでは、人間が五感を通じて外界や物体を知覚するように、ロボットに世界を認識させるためのマルチモーダル情報処理技術を長年研究しています。これにより、ロボットや自動運転車が複雑な環境情報をより効果的に処理し、適応することが可能になります。

基盤モデル

基盤モデルは、Transformerなどの大規模なアーキテクチャを利用して構築された、事前に学習されたモデルの総称です。これらのモデルは、大量のデータを使用して訓練され、多様なタスクに対応可能です。言語情報だけでなく、画像や音声情報、その他のセンサー情報への適用も進んでおり、自動運転車や家庭用サービスロボットなどのロボティクス分野で広く利用されています。この技術により、自動運転システムは、周囲の環境をより詳細に認識し、さまざまな運転状況に柔軟に対応できるようになります。

研究の具体的な目標

1.ミニマムモビリティに特化した省電力かつ高効率な自動運転用データ収集システムの開発

ミニマムモビリティでの自動運転の実現には、その経済的かつ物理的制約から安価かつ省電力なシステムによるマルチモーダルセンサ情報(カメラ画像やLiDARスキャナの情報)を効率的に収集することが必要となる。基盤モデルを利用した自動運転システムの実現を見据えつつ、ミニマムモビリティに特化したデータ収集システムの開発を進める。

2.ミニマムモビリティへの搭載を想定した自動運転手法の開発

目標1で開発したシステムによって収集したマルチモーダルセンサ情報と基盤モデルを用いることで、ミニマムモビリティによる自動運転を実現する。堀井講師の所属するロボット学習グループにて、これまで研究を進めてきたマルチモーダル情報統合と、遠隔操作情報を用いた模倣学習による家庭用サービスロボットの自律化技術を援用することで、基盤モデルを用いた自動運転手法の開発に取り組む。特に複数センサ情報と言語情報の統合によりレベル3、4の自動運転の実現を目指す。

期待される影響

この研究により、KGモーターズは超小型モビリティ自動運転市場における技術的リーダーシップを確立すると共に、持続可能な社会を実現するための基盤を築きます。また、大阪大学との緊密な連携により、最新の研究成果を実用化し、日本国内外でのモビリティ革新に寄与します。KGモーターズおよび国立大学法人大阪大学は、この共同研究を通じて、自動運転ミニマムモビリティの開発に向けて、確かな一歩を踏み出しました。今後の進展にご期待ください。

KGモーターズについて

KGモーターズは『小型モビリティで世界を「ワクワク」させる』をビジョンに、オリジナルの超小型モビリティの製造販売、Maa事業の展開を目指すスタートアップです。2018年にYouTube「【KG Motors】くっすんガレージ モーターズ」を開設し、3年でチャンネル登録25万人を達成し、Google Japanが選ぶ(世界に影響を与える)クリエイター101人に選ばれました。その影響力を持って、サプライヤー開拓やエンジニアなどの人材を獲得し、これらの準備期間を経て、本格的に小型モビリティ開発を進めるべく2022年7月に創業しました。

【会社概要】
社名:KGモーターズ株式会社
本社所在地:広島県東広島市志和町七条椛坂 1698-1
代表取締役CEO:楠一成
事業内容: 超小型モビリティの製造・販売、MaaS事業
設立: 2022年7月
HP:https://kg-m.jp/

 

【採用情報】
車体開発エンジニア、ソフトウェアエンジニアのほか、様々なポジションで採用を強化しております。一緒にミッションの実現に向けて取り組んでくれる仲間を募集しております。
https://kg-m.jp/recruitment/

KGモーターズ株式会社(本社:広島県東広島市、代表取締役CEO:楠 一成、以下「KGモーターズ」)は、オリジナル超小型EV「ミニマムモビリティ」の開発を加速するため、2024年4月1日付で浜松市に新しい研究開発拠点を設立しました。この拠点は、2025年の製品量産販売を目指す戦略の一環として、開発力のさらなる強化を図ることを目的としています。

新拠点の設立背景

浜松市は「ものづくりの町」としてその名が知られており、特に自動車産業において豊富な技術者と先進の開発技術が集積する地域です。2025年の量産販売開始を目指し、必要とされる開発スピードを確保するため、KGモーターズはこの地を新たな研究開発拠点として選びました。ここから、ミニマムモビリティの開発を加速し、優秀な開発人材を地元から積極的に獲得することを目的としています。さらに、地元の自治体や企業との協力を深め、地域社会との良好な関係を築くことにも努めます。

採用計画と人材強化

KGモーターズは、先日調達した3.8億円を活用して全体的な採用を強化する方針を進めています。新たに設立された浜松拠点では、車体開発エンジニアや品質保証などの分野での優秀な技術者を積極的に採用していく方針です。また、ソフトウェアエンジニアや事業開発、コーポレート関連の職種については、リモートワークを利用して全国からの採用を進めており、地理的な制約を超えて幅広い才能を集めていきます。

■採用情報
https://kg-m.jp/recruitment/

今後の展望

KGモーターズは、2025年9月に量産工場ラインオフを目指し、初年度は300台を生産する予定です。浜松拠点は量産試作車の開発を行う主要な拠点としての役割を担います。一方で、最終的な量産は広島に新設予定の工場で実施される予定であり、浜松と広島の2拠点を連携させることで、効率的な生産体制と高品質の製品供給を目指します。

■浜松拠点開設についてはYouTube動画も公開しておりますので、是非ご覧ください。
https://youtu.be/sDKdDhMfjEA?si=uaFzb-WWFDs4CKhB

KGモーターズについて

KGモーターズは『今日より明日がよくなる未来を創る』をミッションに、オリジナルの超小型モビリティの製造販売、MaaS事業の展開を目指すスタートアップです。2018年にYouTube「【KG Motors】くっすんガレージ モーターズ」を開設し、3年でチャンネル登録25万人を達成、Google Japanが選ぶ(世界に影響を与える)クリエイター101人に選ばれました。その影響力を持って、サプライヤー開拓やエンジニアなどの人材を獲得し、これらの準備期間を経て、本格的に小型モビリティ開発を進めるべく2022年7月に創業しました。

 

【会社概要】
社名:KGモーターズ株式会社
本社所在地:広島県東広島市西大沢2-2-9
代表取締役CEO:楠一成
事業内容: 超小型モビリティの製造・販売、MaaS事業
設立: 2022年7月
HP:https://kg-m.jp/

KGモーターズは、3月29日(金)に茨城県牛久市にオープンした、次世代のサーステーション「ENEOSひたち野うしくSS」グランドオープンイベントにミニマムモビリティを展示いたしました。

29〜31日の3日間の展示で多くのお客様に弊社開発中の最新車両を見ていただくことができました。

お客様からのコメント

お越しいただいたお客様からのコメントをいくつかご紹介します。ただし、ご覧いただいた車両は試作モデルであり、量産版では内装などが変更される部分がある点、ご了承ください。

2024年8月より先行注文受付開始

KGモーターズでは、2024年8月から「ミニマムモビリティ」の先行注文受付を開始します。続く2025年9月には、量産を開始し、その年度で300台の生産を計画しています。この初回生産分は広島県と東京都(島嶼部を除く)のお客様に優先して納車されます。

注文自体は全国のお客様から受け付けておりますが、優先エリア外のお客様には2026年度の生産分からの納車となることをご了承ください。

詳細はこちら:量産に向けたロードマップ発表と予約開始のお知らせ

 

KGモーターズ株式会社(本社:広島県東広島市、代表取締役CEO:楠 一成、以下「KGモーターズ」)は、自社開発の小型モビリティロボット(以下「mibot」)の量産に向けたロードマップを自社公式YouTubeにて発表、同時に予約の受付を開始したことをお知らせします。

量産ロードマップについて

KGモーターズは、次世代のモビリティとして注目を集めているmibotの量産計画を自社公式YouTubeにて発表しました。2025年度(注:生産計画上の年度は4月から翌年3月まで)には300台、続く2026年度には3,000台の生産を目指しており、生産体制のスタートを切る工場ラインオフは、2025年9月に設定しています。

工場ラインオフに向けて、2024年度は、車両の安全性や耐久性に関する基準を満たすことを目的とした、4段階の試作プロセスを実施します。現在、私たちはT0フェーズにあり、T0の評価は3月31日に完了予定です。その後のスケジュールと各試作車両の目的は下記の通りです。各フェーズでの評価を経て、9月には量産準備に本格的に入る予定です。

2024.3.31 T0 量産に向けた試作車両の1台目。量産仕様の目標値を決めるためのもの
2024.8.31 T1 T0で決定した目標値の達成手段を車両に反映し基準クリアをめざす
2024.11.30 T2 T1評価を反映させ、量産仕様と同等に仕上げたもの
2025.2.28 T3M T2と同等の仕様だが、量産部品で組み立てられたもの

注文受付について

KGモーターズは、mibotの生産を計画的に進行させるため、納車前に注文を先行して受付ます。このプロセスでは、提供可能な情報の充実度に基づいて設定された3つの注文フェーズを通じて、早期の注文者から順次納車を実施します。

2024.3.24 予約受付 製品仕様が確定前・限定的な情報のみのだが、最も早く製品を手に入れることが可能
2024.8.1 先行注文受付 大まかな製品仕様が確定・全ての詳細情報が揃っているわけではないが、比較的早期に製品を手にいれることが可能
2024.12.1 注文受付 製品の全仕様が確定・すべての情報が開示され、完全な情報を基に注文が可能

予約は、2023年に募集したモニター企画申込者限定ですが、追加登録を行ったお客様にも予約の機会を提供します。追加登録をご希望のお客様は、所定のアンケートにお答えいただく必要があります。

■ 追加登録フォーム入力は終了済み

 

追加登録をお申し込みいただいたお客様には、4月8日に登録されたメールアドレス宛に予約ページの情報をお送りします。予約の受付は4月28日までとさせていただきますので、この期間内にご予約を完了させてください。受付期間終了後の予約は受け付けられませんので、ご留意ください。

8月に開始される「先行注文」は全お客様を対象にしておりますので、アンケートへの回答をご希望でない方は、先行注文をお待ちいただくようお願いします。

なお、注文フェーズにかかわらず、お客様にお届けする車体は、前述した試作プロセスを経て評価を完了したものであり、すべて安全性および耐久性の基準を満たしたものとなります。

2025年度に計画されている300台の「ミニマムモビリティ」は、広島県と東京都(島嶼部を除く)のお客様に優先的に納車されます。これは、メンテナンス体制や顧客サポートの基盤をエリアを限定して確実に築くためです。

優先エリア外のお客様も、本案内の予約を含めた全ての注文フェーズでの受付が可能ですが、納車は2026年度の生産分となりますことをご了承ください。

予約には3万円(税込)が必要で、この額は車両の最終価格110万円(税込)から差し引かれます。また、車両登録費用は別途かかります。

配送費用は広島県内で1万円、東京都内は4.3万円(島嶼部除く)です。優先エリア外の配送費は、配送料一覧でご確認お願いいたします。

■ 配送料一覧ページ

車両の引き取りは、指定された場所までお客様がご自身で来場する必要があります。ただし、優先エリアでの先行納車を受けるために、優先エリア外のお客様が優先エリア内への車両引き取りに来場することはできません。また、工場直接引き取りも不可としています。

 

KGモーターズ株式会社(本社:広島県東広島市、代表取締役CEO:楠 一成、以下「KGモーターズ」)は、プレシリーズAラウンドにおいて、ベンチャーキャピタルや事業会社を引受先とするJ-KISS型新株予約権の発行により3.8億円の資金調達を実施することをお知らせいたします(※)。調達した資金を活用し、量産車両の開発、人材の獲得などを行い、2025年の量産販売を目標に事業を進めて参ります。
※契約締結を完了。4月1日までに払込完了予定。

詳細はこちら

「量産に向けたロードマップ」YouTubeライブ配信について

3月24日(日)、YouTubeライブ配信にて「量産に向けたロードマップ」を配信いたします。当日は、KGモーターズ代表取締役 楠一成 と取締役 横山文洋 より、開発スケジュールや受注受付方法などについてご説明いたします。なお、配信はアーカイブも残りますので、リアルタイムで見れない方も是非ご視聴ください。

ライブ配信はこちらから

KGモーターズは、3月29日(金)に茨城県牛久市にオープンする、次世代のサービスステーション「ENEOSプラットフォーム ひたち野うしく SS」グランドオープンイベントにミニマムモビリティを展示いたします。

【ENEOSプラットフォーム ひたち野うしくSSコンセプト】

これまでの給油を中心とする従来型SSのイメージを払拭するようなモデルチェンジを訴求するとともに、複数の業態・サービス店舗を象徴的な共有フォーマットで“包む(くるむ)”ことでプラットフォームSSとして一つの施設アイデンティティを確立することを目指しています。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000039980.html

なお、ENEOS株式会社と弊社は、ミニマムモビリティを中心としたモビリティ事業およびモビリティ関連事業についての協業に関する覚書を締結しております。上記、イベントでの展示は、この覚書を踏まえた協業の一環です。

【参考記事】
ミニマムモビリティの量産開発を目指すKGモーターズ、ENEOS株式会社と協業に関する覚書を締結

 

展示する車両は、2024年1月31日に完成した試作モデルとなります。
一般公開は初となりますので、是非ご来場ください。

【イベント情報】
日時:2024年3月29日(金)〜3月31日(日)、各日10:00〜19:00 ※SSは24時間営業
場所:ENEOSプラットフォームひたち野うしくSS
住所:茨城県牛久市ひたち野東5丁目34-5

KGモーターズ株式会社(本社:広島県東広島市、代表取締役CEO:楠 ⼀成、以下「KGモーターズ」)は、ENEOS株式会社(本社:東京都千代⽥区、代表取締役 副社⻑執⾏役員:宮⽥ 知秀、以下「ENEOS」)と、開発中の超小型EV「ミニマムモビリティ」による持続可能な移動の実現に向けて、協業に関する覚書を締結しました。

KGモーターズは「モビリティの⼩型化による脱炭素社会の実現」を⽬指して、オリジナルの超⼩型EV「ミニマムモビリティ」の2025年量産販売を⽬標に開発しております。一方、ENEOSは、グループの長期ビジョンにおいて「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」の両立を掲げており、エネルギー供給に加え、カーボンニュートラル社会の実現に向けたモビリティおよび生活関連サービスをトータルで提供することを目指しています。

2023年度に開催したENEOSプラットフォームピッチイベントにおいて、KGモーターズがENEOS賞を受賞して以降、ENEOSと協業に向けて検討を進めて参りました。この度、両社それぞれの強みを生かし合い、より持続可能な社会の構築に貢献するため協業に関する覚書を締結しました。

本覚書ではミニマムモビリティのメンテナンス面での協業も、その一部として検討中です。メンテナンスに関する具体的なスキーム、対応拠点等の詳細は現時点では協議中であり、決定次第お伝えいたします。

次世代チョイ乗りモビリティ「ミニマムモビリティ」

ミニマムモビリティは、1人乗りセンターポジションで走る楽しさを追求した小型の電気自動車です。80年代のポラロイドカメラをモチーフにレトロでありながら、近未来を感じさせる前後対称のデザインです。小型で軽量であるため環境性能に優れており、原付ミニカー規格で車検不要・税金も安くコスパも抜群です。楽しさ、気軽さ、エコを追求した次世代のチョイ乗りモビリティをコンセプトに開発しております。

原付ミニカー規格なので乗車定員は1名ですが、ドア・エアコン付きで快適な走行を提供します。AC100Vの家庭用コンセントで充電することができ、5時間の充電で航続距離としては100km走れます。また、ソフトウェアはOTAアップデートが可能、進化するモビリティを目指しています。

KGモーターズについて

【会社概要】
社名:KGモーターズ株式会社
本社所在地:広島県東広島市志和町七条椛坂 1698-1
代表取締役CEO:楠一成
事業内容: 超小型モビリティの製造・販売、MaaS事業
設立: 2022年7月
HP:https://kg-m.jp/

ENEOSについて

【会社概要】
社名:ENEOS株式会社
本社所在地:東京都千代田区大手町一丁目1番2号
代表取締役 副社長執行役員:宮田 知秀
事業内容: 石油製品(ガソリン・灯油・潤滑油等)の精製および販売、ガスの輸入および販売、石油化学製品等の製造および販売、電気・水素の供給
設立: 1888年5月
HP:https://www.eneos.co.jp/

採用情報

KGモーターズでは、車体開発エンジニア、ソフトウェアエンジニアのほか、様々なポジションで採用を強化しております。一緒にミッションの実現に向けて取り組んでくれる仲間を募集しております。
https://kg-m.jp/recruitment/

 

弊社、KGモーターズでは原付ミニカー規格の小型EVであるmibotの量産開発を進めていますが、近年、日本国内でも少しずつ自動車のEV化が進んできています。

欧州、中国を主とする諸外国と比較するとEV普及率はまだまだですが、日産サクラ含めた軽EV(電気自動車)の登場により、EV化の大きなトレンドが生まれているように思います。

軽EV含めた小型EVは、環境への配慮やエネルギー効率の向上が期待されるだけでなく、日常の利便性や所有コストにも影響を与えることが予測されます。この記事では、従来の自動車を小型EVに置き換えることによるメリットとデメリットについて、分かりやすく解説します。将来買い換える自動車候補リストに小型EVという選択肢を考えてみませんか?

小型EVへ置き換えることによるメリット・デメリット

実際に自動車を小型EVに置き換えることによるメリットとデメリットを紹介します。

小型EVのメリット

所有コスト(維持費)が削減できる

小型EVのメリット

小型EVの導入には初期費用がかかりますが、長期的にはガソリン車よりもランニングコストが低いとされています。特に、図表に記載している弊社KGモーターズが車両製造を進めているミニカー規格EVの場合、さらに維持費を抑えることができます。

環境への影響(脱炭素社会への貢献)

CO2排出量

小型EVはガソリン車に比べ走行時のCO2排出が少ないため、環境への負荷を軽減することができます。再生可能エネルギーを利用することで、より効果を高めることができます。

狭い道でも楽に運転できる

近年、SUVやミニバンが人気で車体サイズが少しずつ大きくなっています。しかし、日本は狭い道が多いため大きな車の運転が大変な地域が多くあります。そんな日本の道路環境では軽自動車はもちろん、ミニカーを活用することで運転が苦手な人でも楽に運転ができます。

僕自身、家の周りに譲り合わないとすれ違えない狭い道が多いので、小さな車だと運転しやすいなと日々感じております。

ガソリンスタンドに行く必要がない

日常利用の際に大きなメリットになるのが、ガソリンスタンドに行って給油をする必要がないことだと思います。自宅に充電環境を整えることができる方であれば、長距離移動をしない限り夜間に自宅でのフル充電が可能。快適なEVライフになること間違いなしです。

利用実態に即したシンプルな移動ができる

日本人の移動実態

充電ステーションの増加や急速充電技術の進歩により、EVの利便性は向上している一方で、日本人の車の移動実態は1人短距離移動が大多数であるというデータが出ています。

上記を考えると、実態に即したミニマムな移動ができる小型EV(特にミニカーEV)が日常移動には適した乗り物と言えるかもしれません。

小型EVのデメリット

小型EVのデメリット

初期費用が高い

同じ規格車で比較するとまだまだガソリン車より電気自動車の方が初期費用が高くなります。中古車の買い替えの際はその価格差がより顕著になります。

しかし、国や自治体の補助金を活用することで初期費用を抑えることもできます。また、将来的にはエネルギー効率やバッテリー性能の向上により、より高性能で低コストの小型EVが普及することも考えられます。

大人数での移動に対応できない

一番大きな問題として、移動人数が制限されることが挙げられます。

ミニカーだと1名、軽自動車でも4名までの移動に制限されるので日常的に大人数での移動をする人は人数に合わせた車を選ぶ必要があります。ただ、1世帯で複数台車を保有しており、1人での移動に利用される車がある場合は少人数での移動に特化した車両でも問題ないと考えられます。

長距離移動に対応できない(充電インフラ問題)

充電ステーションの整備が進んではいますが、まだまだ充実しているとは言えない状況です。日常利用で自宅で充電利用する方にとっては問題ないですが、旅行など長距離移動する際は事前に充電ステーションをチェックしておく必要があります。

特に小型EVは航続距離が短いので、長距離移動には向いていません。

バッテリー寿命が短い

技術進歩でバッテリー寿命は伸びています。しかし、ガソリン車のエンジンと比較すると、まだまだ小型EV含めたEVのバッテリー寿命は短いと考えられています。バッテリー性能の向上ならびにバッテリーメンテナンスや交換等の技術の発達でEVの寿命が長くなることを期待しましょう。

小型EVのまとめ

小型EVに乗り換えることで考えられるメリット・デメリットについて簡単に紹介しました。

実際の利用用途や車両の保有台数によってそれぞれの影響の大きさは異なりますが、列挙したポイントを考慮する必要があります。ぜひ自身のユースケースに合わせて導入を検討してみてください。最近ではEVに乗れるシェアリングサービスもあるので、気になる方は一度利用してみるのも一つの手ですよ。

弊社、KGモーターズで量産開発を進めている小型モビリティロボット「mibot」が属する「原付ミニカー規格」。車好きな方なら知っている方も多いとは思いますが、聞き慣れない方も意外と多いのではないでしょうか。

日本特有の車両規格である原付ミニカーは道路交通法、道路運送車両法によって区分が異なるため、必要な免許証や最高速度、交通ルールなど勘違いされる方も多い規格です。

この記事では原付ミニカーの細かなルールと原付ミニカーならではのメリットについて紹介していきます。

原付ミニカー規格の基本的なルール

まず、原付ミニカー規格は道路運送車両法のルールと道路交通法のルールで違いがあることを理解する必要があります。

道路運送車両法のルールについて

原付ミニカーは道路運送車両法では第1種原動機付自転車として区分されており、以下のルールで定められています。

point1_道路運送車両法のルールについて

  • 3輪以上の原動機付自転車
  • 乗車定員:1名
  • 車体サイズ:全長2.5m以下、全幅1.3m以下、全高2m以下
  • 総排気量:20cc超50cc以下(EVの場合、定格出力0.25kW超0.6kW以下)
  • 輪距(トレッド):50cmを超える

道路交通法のルールについて

道路交通法のルール

原付ミニカーは道路交通法では原動機付自転車(原付)ではなく、普通自動車に区分されています。それにより、以下のルールに従う必要があります。

運転には普通自動車免許が必要

原付ミニカーを運転するためには、原付免許ではなく普通自動車免許が必要です。

最高時速は60km

原付ミニカーの最高時速は60km。原付の最高時速は30kmなので、一般公道でも他の車の流れに遅れず走行することができます。ただし、高速道路や125cc以上の制限のある自動車専用道路は走行することができません。

二段階右折は不要

原付特有のルールである二段階右折は不要。車と同様のルールでの運転が可能なので、車の運転に慣れた人でも不便なく乗ることができます。

ヘルメット着用不要

原付ミニカーはヘルメットの着用は不要。軽自動車などの自動車同様ヘルメットで髪型が崩れる等気にする必要はありません。

原付ミニカー規格のメリット

道路運送車両法では第1種原動機付自転車、道路交通法では普通自動車に区分される原付ミニカーですが、それぞれ別車両に区分されることによるメリットもあります。

原付ミニカー規格のメリット

車庫証明不要

原付ミニカーはバイクや原付同様、車庫証明を取得する必要はありません。車両購入や引越し時に面倒な手続きをしなくて良いのはとても楽です。

自賠責保険が安い(原付と同じ)

原付ミニカーは自賠責保険が原付と同じなので、自動車と比較すると保有コストを安くすることができます。

任意保険が安い(バイク保険が利用可能、2台目所有の場合、ファミリーバイク特約も利用可能)

原付ミニカーはバイク保険の利用が可能なので、自動車に比べて任意保険も安いです。加えて、2台目保有の場合はファミリーバイク特約の利用も可能です。

小型で運転がしやすい

車体サイズは前述の通り、全長2.5m以下、全幅1.3m以下、全高2m以下と小型なので狭い道でも運転がしやすいです。

車検が不要

原付ミニカーは車検が不要です。2年毎(新車時は3年)の大きな出費がかからないのはかなり大きなメリットです。

燃費が良い

原付ミニカーだけでなく原付含めた小型の乗り物全般に言えることですが、小型で軽い乗り物は燃費(電費)が良いです。

原付ミニカー規格のまとめ

原付ミニカーに関する基本的なルールとメリットについての情報を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

狭い道が多い日本ではミニカー含めた小さな乗り物に可能性があると思っております。また、今後原付ミニカー規格のEVがリリースされることで所有、維持コストが安く、環境にも優しい移動手段が広まればKGが掲げるミッションである「小型モビリティロボットによって持続可能な移動を実現する」ことが実現できると考えております。

一般的にはなかなか知られていない原付ミニカー規格。これを機に知っておいてもらえると嬉しいです!

弊社、KGモーターズで量産開発を進めている小型モビリティロボット「mibot」の車両は「原付ミニカー(第一種原動機付自転車)」という車両規格になります。この規格を選んだ理由は複数あるのですが、そのひとつにユーザーの保有コスト減が挙げられます。

この記事では、「原付ミニカー(第一種原動機付自転車)」について、規格の簡単な解説と他の車両とのコスト比較を紹介します。

原付ミニカー規格とは

原付ミニカー規格(第一種原動機付自転車)は道路運送車両法上、以下の定義で定められています。

  • 3輪以上の原動機付自転車
  • 乗車定員1名
  • 車体サイズ:全長2.5m以下、全幅1.3m以下、全高2m以下
  • 総排気量20cc超50cc以下(EVの場合、定格出力0.25kW超0.6kW以下)
  • 輪距(トレッド)が50cmを超える

車両区分の定義だけを見ると難しいのですが、1人乗りのとてもミニマムな車です。

ちなみに、車と書いたのは、道路交通法上は普通自動車として区分されているためです。 運転するには普通自動車免許が必要で、法定速度は時速60km。原付特有のルールである二段階右折も必要ありません。

「原付」という名前が付きますが、ドライバー目線だと一般公道は車と同様のルールで走ることができるのが大きなポイント。ただし、高速道路や125cc以上の制限のある自動車専用道路は走行することができないので注意が必要です。

原付ミニカー規格の電気自動車で変わる費用とは

あまり聞き慣れない車両規格である原付ミニカーですが、普通自動車や軽自動車と比較すると所有コストを最大で1/10まで抑えることができます。

原付ミニカーコスト比較

表にあるように、軽自動車比較で1/7、普通車比較で1/9にコストを削減することができる可能性があります。

安くなるポイントをまとめると以下の通り。

  • 車検が不要なので2年毎の大きな出費を抑えられる ※ただし、定期的なメンテナンス費用は他の車と同様必要
  • 自賠責保険が安い
  • 任意保険はバイク保険が利用可能、2台目所有の場合は1台目の保険のファミリーバイク特約での保険適用も可能
  • 重量税がかからない(自動車税はかかる)

燃費(電費)は車両によって異なりますが、車重が軽いミニカーEVは軽EVや普通車EVと比較すると電費性能がかなり良いのでお財布にも優しくなります。

コスト以外の小型電気自動車のメリット

今回は原付ミニカーのコスト面にフォーカスして紹介しましたが、ミニカー含めた小型電気自動車のメリットとして

  • 車庫証明が不要
  • 給油に行かなくても良い

なども挙げられます。

小型電気自動車が気になる方へ

テスラの知名度が高くなるにつれ、EVへの買い替えトレンドが広まりつつあります。それに伴い、普通車以外にも軽自動車、原付ミニカーなど小型の電気自動車も今後広まっていく可能性が高いです。

コストも安く環境負荷も低いのがEVの大きなポイントですが、購入前に充電設備やコスト比較などのシミュレーションもしつつ検討も忘れずに検討してくださいね。

KGモーターズでも小型EVの情報や1人乗りEVについて、量産開発を進めている車体情報等を公開していく予定ですのでお楽しみに!